明後日朝顔プロジェクト2007

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  2007年09月14日

【天草】

  【天草】光が私を哲学者にする・・・【天草・考察・絶好調奉行】

 日に日に日差しが柔らかくなっている。そう書きながら・・・いつもより、日差しの変化に敏感になっている自分に少し驚いている。しばしの間理由を考えてみたが、毎日写真を撮っているからだと合点がいった。夏の直截な日差しが衰え、光が丸みを帯びてきている。夏の明暗とした二元的な空気を作るのは、今にして考えてみれば、明の強さが際だっているからだろう。

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 今の時期の光には夏の強さが見つからない。トップまで登り詰めない光とでも言えばいいのだろうか・・・・人は季節により気持ちが変化するが、その元が光の加減であることを、今更に思い知らされている。夏も良いが季節の変わり目の今も素晴らしい。季節は人を覚醒させてくれる種のような存在かもしれない。

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 日本人は季節の移ろいを敏感に感じて暮らしを営んできた。私が西洋をあまり好きになれないのは、強固な価値観を押しつけてくるからで、完璧な存在を永遠に求め続けている姿に、違和感を覚えるからだと思う。

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 神は完全である・・・・ロジックにより構築された社会が私にとっては窮屈なのだと思う。永遠なるものを永遠に追い続け・・・様々な様式に再構築されながら作り上げられている西洋式を見る度に、私は方丈記の次の一節を思い出すのだ・・・

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 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし・・・
 日本には八百万の神々が存在する。完全な存在など一つもなく人間のような欠点を沢山備えている。西洋は私を窮屈にさせるが、八百万の神様は私を安堵させてくれる。

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 私の見ている景色と、父が見た景色と、祖父が見た景色は全く違ったものだ。西洋の町並みは美しいかもしれないが・・・700年間変化が無く・・・20代・・・以上の時間。父も祖父もその祖父も・・・基本的には同じ風景を見続けているはずである。

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 私はこのことが窮屈で仕方がない・・・日本には八百万の神様が存在する。その理由は何処の土地も生命力に溢れていて、豊かな恵みがあるからだろう。人は過酷な条件下で神を必要とするが、豊穣な大地においては神を実感するのかもしれない。

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 種を砂漠に蒔いても育たない。砂漠に蒔いた種を育てることが出来るのは・・・唯一無二の存在のみであろう。日本では何処に蒔いても種が花に変化する。変化させる存在はやはり神様と認識されるのだろうが・・・それは唯一無二のものではなく・・・八百万に存在しているという認識になるのかもしれない。

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